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[1]天理教教内子弟に対する学資給与事業
天理教教内子弟で学資不充分の者に対し、それぞれ実情に則し学資を給与して国内各地並びに海外各国の諸学校に就学させ、その育成に当たった。その扶育生は、年内に若干の異動はあったが、要員及び育英生を含む教養生2,813名の他に、海外諸国からの受入留学生49名、海外諸国への派遣留学生7名、合わせて2,869名に及んでおり、その就学学校別の扶育生数並びに一人当たりの年間学資補助額は下記の通りである。これらの者の平成21年度(平成21年4月1日から平成22年3月31日に至る間)の扶育費の総額は、1,646,677,291円となっている。
| 平成21年度 扶育生 |
| 就学学校 |
扶育生数 |
左記のうち卒業生数 |
学資補助額
(一人当たり年額) |
| 天理中学校 |
211 |
76 |
278,500円以内 |
| 天理高等学校第1部 |
471 |
151 |
864,230円以内 |
| 天理高等学校第2部 |
501 |
120 |
848,466円以内 |
| 天理教校学園高等学校 |
496 |
161 |
763,070円以内 |
| 天理大学 |
630 |
133 |
1,300,000円以内 |
| 天理大学大学院 |
1 |
1 |
550,000円以内 |
| 天理教校本科 |
0 |
0 |
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| 全国各地高等学校(全日制) |
253 |
100 |
150,000円以内 |
| 全国各地高等学校(定時制) |
4 |
1 |
150,000円以内 |
| 全国各地高等専門学校 |
9 |
2 |
150,000円以内 |
| 全国各地大学・大学院 |
237 |
74 |
1,000,000円以内 |
| 海外派遣留学生 |
7 |
1 |
海外諸国の実情に合わせ支給 |
| 受入留学生 |
49 |
38 |
846,000円以内 |
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| 計 |
2869 |
858 |
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全国各地学校とは「学校法人天理大学」並びに「学校法人天理教校学園」所管外の学校をいう。(以下同じ)
扶育生数は、平成21年4月1日現在。 |
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[2]扶育生の輔導
一れつ会は扶育生の育成輔導のため、主として下記の事項を実施した。
- 扶育生の「学生生徒修養会」への参加
全国各地の高校・高専・大学・大学院に学ぶ天理教教内子弟を対象に、毎年春季並びに夏季休暇中におやさと(奈良県天理市、天理教教会本部所在地)において開催される天理教教会本部主催の「学生生徒修養会」に、扶育生を積極的に参加させ、合宿生活を通して信念の錬磨と相互の親睦、並びに一れつ会との連絡の緊密をはかり、大いに得るところがあった。
ア、高校の部 平成21年8月9日から同15日まで7日間
イ、大学の部 平成22年3月3日から同9日まで7日間
本年度学生生徒修養会参加の一れつ会扶育生数358名
※ 高専3年生以下は高校の部に、4年生以上は大学の部に参加。
- いちれつ会報の刊行
扶育生の輔導を適切にし、また、扶育出身者並びに本法人関係者との連絡を緊密にするために、本年も機関誌「いちれつ会報」第118号(11月発行)を刊行配布した。
- 創立記念行事
平成21年10月18日の一れつ会創立81周年記念式には、本法人所在地の学校全扶育生集めて理事長が挨拶をし、続いて扶育生を代表して、石川いさみ(天理中学校)、松岡理(天理高等学校第一部)、廣岡夏枝(天理教校学園高等学校)、中山鏡子(天理大学)の4名から感話発表を行い、一れつ会の意義を明らかにするとともに、一れつ会扶育生としての自覚を新たにするよう種々指導した。
- 扶育生に対する指導懇談
全国各地の各学校に在学する扶育生に対しては、たえず音信をもって、あるいは機会を設けて面接し指導懇談した。また、本法人事務所所在地の各学校扶育生に対しては、機会を設けて個々に面接して指導したが、なかでも本年新しく扶育生に決定した者に対しては、それぞれ下記のとおり別に扶育懇談会を開催して指導懇談したほか、後述諸会合を通じても、その適切な育成をはかった。
平成21年 4月1日 天理大学 新扶育生
同 4月6日 天理教校学園高等学校、天理教語学院 新扶育生
同 4月7日 天理高等学校第一部 新扶育生
天理高等学校第二部 新扶育生
同 4月8日 天理中学校 新扶育生
同 4月23日 天理大学 新扶育生
同 5月11日 天理大学 新扶育生
同 6月2日 天理高等学校第一部 新扶育生
同 4月29日〜5月10日 全国各地高等学校 新扶育生
さらに、卒業年次に当たる扶育生については、その卒業後の方針、進路についてそれぞれ指導懇談したが、とくに平成22年2月21日、一れつ会関係者と卒業予定扶育生うちそろい、卒業のお礼参拝とともに種々懇談激励した。そのほか、平成22年1月5日から7日まで天理教教会本部主催のお節会に際し、全国各地学校扶育生で在学中、学生生徒修養会に一度も参加しなかった卒業年次の者を対象に、天理教学生担当委員会主催「おせちひのきしん」に参加を呼びかけた。
- 扶育生に対する学芸等の奨励
一れつ会事務所所在地の各学校扶育生のうち、前年度学芸及びスポーツに丹精して顕著な成績を挙げた者に対して、その天分を伸ばし技能を助成する上から、扶育の一環として、奨励金を渡し大いに激励した。
[3]海外各国在住の天理教教内子弟の育成
海外各国に在住する天理教教内子弟を育成するために、一れつ会は、アメリカ委員会、ハワイ委員会、ブラジル委員会及び伝道庁未設置地域の子弟を対象とした海外地域委員会など、それぞれ一れつ会海外委員会を設置している。これらの海外委員会は、一れつ会の助成と指導のもとに、現地において直接、一れつ会創立の趣旨に基づいて天理教教内子弟の育成に当たっており、当該国との友好親善の上にも有為なる人材の育成を期している。
[4]基本財産の増額
一れつ会創立の精神をいかし、子弟育成を強化するため、本年も寄付者の厚志を永久に生かすべく、寄付金を基本金に金240,000,000円、基本金運用特別会計から基本金に金100,000,000円繰り入れた。また、新会計基準により基本財産有価証券の年度末(平成22年3月31日)時価評価を行った。
平成22年3月31日 金400,163,487円を増額
これにより、一れつ会の基本金の総額は金壱百壱拾壱億九千八百弐拾万参千六百四拾七円(11,198,203,647円)になった。
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